アンチクリスマス



昔からクリスマスってのにはあまり縁がありませんでした。悪い記憶と、苦しい記憶しかないのです。だから嫌いってことではないのです。嫌いってより『合わない。』って表現の方が的確かもしれません。

アレなんですよ、クリスマスだからって訳じゃなく予定って入るじゃあないですか。そうすると周りは『アレ?クリスマスだからねぇ。』とか茶化してくるわけですよ。『そんなことねぇ。』と言っても『おやおや、この子ったら。照れてますね。』とか言われるし、全く否定しないと『やっぱり。』と言われるわけです。声を大きくして言います。

『そんな浮いた話はねぇんだよ!』

取り乱しましたがそんな聖なる夜を過ごしております。どうせ毎年何もないクリスマス。なのにちょっと気持ちが小躍りする自分がいます。そんな自分が嫌いなのです。だから自称アンチと言っています。

クリスチャンでもない我々仏教徒にもクリスマスを祝わせてくれるキリスト様には好感を持っています。逆に仏様もクリスチャンが神社に初詣行っても文句は言わないでしょう。クリスチャンの方に雑煮も食べてもらいましょう。この時代なんだって良くなっている感がありますね。日本はこんなにクリスチャンが多いのか?と錯覚してしまうくらいクリスマスが盛り上がります。そんな日本に乗り遅れてしまっただけなのです。

さてさて、今年もあとわずか。一気に正月気分が高まってきます。クリスマスシーズンより正月シーズンが短いのも気になりますが、それだけ特別なものでしょう。風邪をひかないように気を付けて年末を過ごすことにします。

久々に自分のことを書いてしまった。

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